映像制作会社の経営者である青木秀臣が当協会日本支部の代表を努めております。代表は高校在学中に公開された映画「グレン・ミラー物語」に出会って以来の熱烈なミラーファン。巧妙なアンサンブル、やさしいサウンド、彼の音楽の虜になったのです。
米国アイオワ州クラリンダ市にミラー音楽を愛する人々が集い、友情を結んだ結果、音楽家を志す青少年を育む団体であるグレン・ミラー生誕地協会が発足されていたのを知り、青木代表は1985年に会員となりました。
その後日本のビッグバンド界から“森 寿男とブルーコーツ”や素晴らしいハーモニーのコーラスグループ“タイムファイブ”、“スリーグレイセス”等がこのフェスティバルに参加しています。 そのような親交をグレン・ミラー生誕地協会と深めるうちに、協会初の支部を日本に設立しようという思いに駆られて奔走しました。結果グレン・ミラーの遺族の了解を得、協会会長のマービン・ネグレイ氏のアドバイスを受け、日本にいるジャズ好きの仲間の応援もあり、初の海外支部が東京に発足するに至ったのです。
たまたまクラリンダに日本精工のベアリング工場がありました縁から、当時社長であった荒田氏に名誉会長をお頼みしたところ、心よく引き受けてくださいました。また発起人としてニュー・グレン・ミラー・オーケストラのボーカリストとして来日し、活躍された歌手ジョーン・シェパードさんにもご協力をいただきました。
これからもミラー音楽を通じ、日米の文化的関係を進展させ、両国民の理解を深めていきたいと考えています。また世界中のミラーファンと友情を結ぶ事が出来れば何と素晴らしいことでしょう。